家族と言葉と写真

走り始めた山屋の家庭生活と育児記録。

家事能力ゼロのおっさんが思う料理の問題点

この世の中に料理レシピサイトがあって良かった。

もしなかったら多分、父子ともに毎日外食していたところだ。

 

妻が入院して以来、あれだけ苦手にしていた家事もやらなくてはならなくなった。

掃除は得意だし嫌いではないのだが、料理と洗濯は本当に苦手だ。

 

しかし、料理レシピサイトのおかげで、本当に助かっている。ありがとう、この世の料理上手のママさんたち。

 

でもね、レシピの最後に

「塩コショウで味を整える」

 

ってなんやねん。味が整えられたら俺は今苦悩してねーっつーの。

「あれ?薄い。あれ?薄い。あれwww今度はしょっぱいwwwww」

みたいになる。

慎重に何度も味見してたら、昨日はおかずが危うくなくなり掛けたぞ。

 

あと、「ひと煮立ち」ってなんや。「沸騰してから○○秒」とかで言ってくれ。

大さじとか小さじとかもわかりずらいって。

そんなツイートしてたら妻から呆れたアドバイスがLINEでソッコー送られてきます。

心配なのね。ありがとね。

 

でも小麦粉もわけわからんわ。

薄力粉とか強力粉って、なんで二種類もあんのや。

BCAAとEAAみたいなもんか。

フェロモンとホルモンみたいな。

まぁどっち使っても大差ないやろ。

 

先日も「牛肉に薄力粉をまぶし・・」ってあったけど、その行為が何のためだったのかわからないまま料理を食べ終わりました。

あとちょっと失敗しました。

 

失敗しない日がないよね!料理は。

よく娘たちにダメ出しされるのが野菜の切り方ね。

「大きさがバラバラ!」とか「お味噌汁の大根は四角じゃないよ?」とか10歳と6歳に指摘されて教わる。

 

「料理経験ゼロの男の為の料理の教科書」みたいな本もかりてきたけど、アレはダメだwww

多分、世の中のおじさんは最初からイタ飯やスペイン料理なんかを作りたがるのか、そんなもんばっか載ってた。

アホか。

多分、そういうとこじゃない?

ダンナのダメなトコって。

 

んで、その娘たちですよ。

朝起きたらすぐ父ちゃんの苦手な洗濯物を畳んでくれます。

お風呂掃除もしてくれます。

「母ちゃんに会いたい・・」って毎日ぐずる6歳児を、10歳児が「父ちゃんも大変なんだよ?!」って嗜めたり、優しく抱き締めたりしています。

 

昔から何かにチャレンジしようとすると、身内を殺してくれたりオレを病気にしてくれたり部下を奪ったりダウン症児生まれる生まれる詐欺をしてくれたりしやがる神様(お天道様かな?)だけれども、この優しくたくましい天使たちを授けてくれただけでも感謝しかない。

 

寝るときに絶対に左右から挟み込んでくっつくくせに暑くなったら蹴ってきたりする天使だけれども。

 

こうして、妻の大事に使っていたコストコ食材をふんだんに使いながら、毎日贅沢で不味い飯を作っています。

 

あと、ツイッターで絡んでいるわけでもない、ブログで繋がっているわけでもない読者さんが多数いて、いつまでも心配してくれているのか、なんども見に来てくれている人が結構いるのにさっき気付いた。

アクセス解析みてたらね。

 

ありがとね。朝から泣けるわ。