お久しぶりです。
妻が入院して以来、やっと日々の流れをつかみ始めました。
そしてこの1か月、ワンオペで家を回してみて、相当な量のタスクが存在することに気付きました。
今までの家事のイメージ
- 起床
- 洗濯する
- 朝飯作る
- 洗い物する
- 洗濯物干す
- 出社
- 帰宅
- 洗濯物取り込む・畳む
- お風呂掃除
- ちょっとその他掃除する
- 夕食作る
- 洗い物する
- 寝る
くらいのイメージでした。
あ、それでもこうやって書き出すと多いな・・・。
そいで、「オレ家事もやってるぜ!(キリッ)」
みたいな人は、このうちの一つか二つ、せいぜいみっつくらいこなして家事やっている顔をしていたんですよね。
はい、ソレわたしでーす。
わたしなんですね。
今まで私がやっていた家事って、洗い物、お風呂掃除、あと子供の歯磨きとか程度でしょうかね。それでも妻は褒めてくれていたりしたので、家事やってる男だぜオレwwwみたいに思っていました。
これがね。ホント、思い違い甚だしかったですね。
現実はこうです。
- 4:00 起床(朝4時)
- 今日の自分の予定と子供たちの予定・持ち物の最終確認(すれ違うと詰む)
- 乾燥機が終わった洗濯物畳む
- 夕方、時間が無い日(二日に1回くらい)は夕食の準備、そうでない日は作り置き料理を作る
- 朝食を作る
- 子供たちを起こす
- 朝食、子供の食べ具合や顔色を見て健康状態をチェック
- 洗い物を食洗器にセット
- 自分の身支度
- 6歳児の髪を結んだり仕上げ歯磨きして幼稚園に送っていく
- 8:15 出社(ギリギリ、常に走る)
- 17:00 勤務終了 帰宅前に娘を迎えに行く(ギリギリ、常に走る)
- お風呂掃除
- 食器の片づけ
- ちょっとその他掃除する
- 子供を習い事に送っていく
- 夕食作る
- 子供を習い事から回収しに行く
- 夕食
- 洗い物する、デザートを出す
- 明日の自分と子供の持ち物とスケジュールの確認
- 21:00 子供を寝かしつけつつ寝る
- やる事が残っていれば起きて済ませてから寝る
そしてこれ、最もスムーズにいった日の話です。
例えば○○を買いに行かなくちゃとか妻のお見舞いだとか他にもいろいろな事がある日はもっと詰め込まれます。
でもね?こんなの別に簡単なの。
とにかく早く済ませれば良いだけなんだから。
問題は他にある。
問題の一つ目、突発的なタスクです。
何かがこぼれたり、夜中子供が鼻血出したり、体調が悪かったり、地区の用事が有ったり。無数に突発的なタスクが発生します。
そうなると頭の中で即、リスケする必要がある(悠長に座って手帳を広げる暇なんてなかったりする)。
このあたり、男性は苦手な人が多いと思う。
問題の二つ目、長期的にも、短期的にも、すべてのことで維持、管理していく思考が必要だという事。
料理で言えば買い物。
1週間分の食材を切らすことなく、腐らすことなく、バランス良く購入し、料理を考えた上で買い物をしなければならない。
勿論、私の、皆さんの奥様たちみたいな家事マスターたちは、「安い食材を買って、後で料理を考える」という上級テクニックを持っているわけだけれども、私の様な初心者は、料理を決めないと買い物すら出来ません。
1週間分の料理を栄養バランス良く考え、なおかつ食材を切らさず、腐らさず。
毎日、時間的にギリギリなので、買い足しが発生すると、かなりリスケがキツくなります。
同じことが設備・衛生的な維持管理でも必要になってきます。
様々な箇所の清掃管理、洗剤類のストック管理、シーツや毛布の洗濯日の設定、子供の歯医者の定期健診・・・。
細かい事ですが、これも自分が考えないと誰も考えてくれません。何も考えないと、玄関は砂だらけになり、トイレは裏側が汚れ、シーツは汚れ、洗剤は切れてそのたびに買いに行かねばなりません。
他にも学校や子供会などの突発的な払い込みとか、金銭的な各種管理も面倒です。
子供に関しても、様々な管理が必要になってきます。
靴や服のサイズの管理とか、穴が開いていないかとか。
持ち物が無くなっていないかとか、精神状態や健康状態は悪くなっていないかとか、勉強にはついていけているか、とか。
自転車にまだ乗れていないので練習させたり(乗れる様になりました)、習い事が遅れているので練習に付き合ったり、とかもありますし。
ワンオペだと、自分が見ないと誰も見ないです。
だから、仕事中も常に仕事以外の事も考えないといけない。
ちなみに私の場合、上司のパワハラによりそれまで2人でやっていた仕事を一人でやらされ、もともと物凄い仕事量だったのに、残業出来ない・学校行事で平日に休む必要がある、という事で、現在常に界王拳4倍くらいで仕事をしていますから、もう朝起きてから夜寝るまで、平日は安まる事が有りません・・・。
世のお父様がた。
もし奥様に家事を丸投げにしているのなら、労ってあげて欲しいです。
主婦であっても、子供が小さなうちは、多分ホント大変です。
幼稚園や保育園に行きだしても、慣れるまでは暇なんてさほどないですよ。
ましてや、働きながら家事も育児もしているパパママは、ホント大変です。
共働きなら、もし男性の方が給料が良かったとしても、女性に丸投げする様な真似は止めた方が良いと思います。
多くの男性にとって苦手な、「細かな事・物を維持・一定レベルを管理していく作業」を、多くの女性が文句も言わずにやってくれているのです!!!
今、実は我が家では、娘たちがけっこう手伝ってくれます
。6歳と10歳が、朝起きてすぐ洗濯物を畳んで、帰ってきたらすぐお風呂掃除をして。他にもイロイロと手伝ってくれます。
私の不味い飯を文句も言わず食べてくれるし、労ってくれるし。
やっぱり、労ってくれるだけで、疲れなんてふっとんじゃうんですよね。
だから私も、願わくば皆さんも、自分のパートナーに感謝の言葉を忘れない様に生きていけたらよいですね(唐突)。
という記事でしたまる。